呼び継ぎ

としこ

2021年04月06日 09:26

記念すべき「呼び続ぎ」第一号が完成!(銀継ぎ)
陶芸を始めてからずっとやってみたかった呼び継ぎ。

そこに込められた器への愛情と「呼び継ぎ」という名前にずっと惹かれていました。
呼び継ぎとは割れた器の破片が一部足りない場合、他器の破片を利用して継いだものです。
でも厚さや形状がぴったりくる破片などそうそう見つかるものではありません。
ぴったりの破片を見つけた時は運命の人に出会ったような気持だったのではないでしょうか。
漆での繕いも手間も時間もかかります。
根気のいる作業からは器に対する思いの深さが伺えます。
そして継がれた器は割れ痕が美しい模様となり、唯一無二の器に生まれ変わるのです。
昔の日本人の美意識ってほんとうにスゴイ!
しかしながら初めての金継ぎで挑戦するものではありませんね。
トホホな仕上がりで反省点も多々。でも第二号に着手しましたよ。
次はもう少しきれいにできるかな~。




関連記事